【2023年最新版】電気料金を徹底比較|新電力会社のおすすめランキング10選!

2016年4月からスタートした「電力自由化」により、私たち消費者は自由に電力会社を選ぶことができるようになりました。

それまでは各地域で決められた電力会社(東京電力、関西電力など)としか契約できませんでしたが、「電力自由化」により新たに参入した「新電力会社」も含め、自分で契約する電力会社を選べるようになったのです。

そうした新電力に変更するメリットは、今までよりも電気料金を節約することが可能な点です。

しかし、新電力会社は全国で700社以上もあり「どの電力会社を選べばいいの?」「新電力に切り替えて何かデメリットはある?」など、様々な疑問をお持ちの方も多いのでは?

そういった方に向けて、本記事では新電力に関する基本知識に加え、生活スタイル別におすすめの新電力をご紹介します。

電気料金を安くしたい方は、ぜひ本記事で紹介する新電力情報や、その比較結果を参考にして自分に合った新電力を選んでください。

今月の一押しキャンペーン情報
テラス電気なら最大20%お得に使える!
terace.でんき導入で、
年間3,000円お得になるご家庭も!
テラス電気の公式サイト
期間:2月1日(水)~4月30日(日)|当サイト限定のキャンペーン!

おうち時間の増加により電気代が増加している

近年のおうち時間の増加やリモートワークにより電気代は増加傾向にあります。

ある調査では70%以上の人が以前に比べ、電気代が高くなったと回答しています。

大きな要因は自宅にいる時間が増えたことで、冷暖房やテレビ、パソコンの使用時間が増加したこと。

また、ウォーターサーバーの電気代などの新たな家電製品の購入も要因の一つです。

そういった背景もあり各家庭の電気代は増加傾向のため、電気代の節約に注目が集まっています。

電気料金を安くするには新電力がおすすめ

冒頭でもお伝えした通り、電気料金を安くするためには新電力がおすすめです。

特におすすめなのはこちらの5社となります。

記事後半で総合ランキング生活スタイル別のおすすめ新電力もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

まずは、新電力選びで失敗しないためにも、新電力の基本を知っていきましょう。

そもそも新電力や電力自由化ってなに?

新電力とは、「新規参入の小売り電気事業者」のことを指します

電力自由化が始まるまでは、各地域の大手電力会社が発電から小売りまでを独占していました。

しかし、2016年4月の電力自由化により、どの会社でも一般家庭に向けて電力の小売りが可能になり、それに参入してきた大手電力会社以外の電力会社を「新電力」と呼んでいるのです。

新電力会社は全国で700社以上もあり、これまで電気の販売には関わっていなかった異業種の企業も新規参入してきています。

代表的なのは、ガス会社、通信会社、旅行会社などです。

それぞれの企業が本業で提供するサービスとのセットプランなど、これまでになかった新サービスもたくさん誕生しているのが特徴です。

\大手電力会社とは/

北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力のことを言います。

新電力の仕組みとは?

電気は【1.発電部門】【2.送電部門】【3.小売部門】という三つの部門を経て各家庭に届けられます。

電力会社三つの部門

1.発電部門:電気を作る部門
2.送電部門:電気を送る部門
3.小売部門:電気を売る部門

電力自由化が始まるまでは大手電力会社が発電から小売りまでを全て行っていました。

しかし、電力自由化により【3.小売部門】に他の会社も入れるようになり、新しく参入した会社のことを新電力と呼ぶようになりました。

一部の会社は自社発電をしていますが、ほとんどの新電力は大手電力会社が発電し各家庭に供給している電気の販売のみを行っている仕組みとなります。

自由化前 自由化後
発電 大手電力会社 大手電力会社
(一部は自社発電)
送電 大手電力会社 大手電力会社
小売 大手電力会社 新電力会社

電気料金節約に新電力がおすすめなのはなぜ?

では、なぜ新電力にすると電気料金が節約できるのでしょうか?

新しく電気の販売を始めた新電力が成功するためには、より多くの顧客に大手電力会社から自社に切り替えてもらう必要があります。

そのために一番わかりやすく効果があるのが「価格が安い」ということです。

これまでは各地域の大手電力会社としか契約できませんでしたが、電力自由化により価格競争が起こり、安い電気料金プランが多く出てきています。

さらに、先にもお伝えした通り、各社の強みを生かした独自サービスやキャンペーンなどを実施することで、大手電力会社との差別化を図る新電力もあります。

このように、新電力は大手電力会社から自社へ乗り換えて貰うために価格を安くするなど、様々なサービスを提供しています。

そのため新電力に乗り換えることで電気料金の節約ができるのです。

\新電力が価格を安くできる理由/

新電力が大手電力会社よりも価格を安くできるのは、発電や送電のような設備投資がなく、コストを下げることができることや、本業で収益を上げており、余力がある分電気料金を安くできるからです。

新電力でも電気の質は変わらない?

「新電力の電気は質が劣る?」「頻繁に停電したりする?」と心配されている方も多いのでは?

しかし、どの新電力から電気を買っても電気の質は変わらないのでご安心下さい。

先ほども解説したように、新電力は電気の小売りをしている会社で、発電や送電は大手電力会社が担っています。

つまり新電力に乗り換えたとしても、電気の質には一切影響がなく、今まで通り安心して利用することができるのです。

電気料金を安くするには?比較方法やプランの選び方をわかりやすく解説

ここまでで新電力や電力自由化に関してはご理解頂けたと思います。

しかし、新電力会社は全国に700社以上もあり、それぞれが独自の料金プランを展開しており、どのように選んでいいのか分からない方も多いはず。

次のステップに沿って電気料金を比較すれば、失敗せず自分に合った新電力が見つかるはずです。

    ■自分に合った新電力を選ぶ3ステップ

  • 自分の契約内容・利用状況を知る
  • 利用状況に応じて料金プランを選ぶ
  • 生活スタイルに合った安い新電力を探す

それぞれ詳しく説明していきます。

自分の契約内容・利用状況を知る

自分に合った新電力を見つけるためには、まず現在の電気料金や契約内容を知る必要があります。

自宅に届く検針票や契約中の電力会社のマイページで確認してみましょう。

確認するのは①契約アンペア数(A)②電気使用量(kWh)の2点です。

契約アンペア数(A)

まず最初に確認するのは「契約アンペア(A)」です。

アンペアとは同時に使える電気の量を表す単位で、電気料金はアンペアが上がるにつれて基本料金が高くなるプランが一般的です。

例えば東京電力の場合、以下のようになります。

東京電力のアンペア数ごとの基本料金
20A 572円
30A 858円
40A 1,144円
50A 1,430円
60A 1,716円

上記の様に、アンペア数が増えるほど基本料金が高くなるため、電気料金を安くるためには契約アンペア数の見直しも必要になってきます。

現在の契約アンペア数が適切かどうかは、以下のアンペア数を目安に確認しましょう。

家電製品のアンペア数目安
ウォーターサーバー 0.8~3.5A
テレビ 3.1A
エアコン 6.6A
掃除機 10A
ヘアドライヤー 12A
電気ケトル 13A
電子レンジ 15A

※参考元:ウォーターサーバーおすすめ18選を比較!人気ランキングとマニアな意見

仮に契約アンペア30Aの場合、エアコン=6.6A、電子レンジ=15A、電気ケトル=13Aを同時に使用すると合計34.6Aとなり、30Aを超えるためブレーカーが落ちてしまします。

基本料金を下げるためにはアンペア数を低くする方がいいですが、生活に支障が出る恐れがあるため注意が必要です。

そのため、自宅で普段使っている家電製品を確認し、自分に合った契約アンペア数を選ぶことが大切になってきます。

世帯別契約アンペア数の目安
30A 1~2人世帯
40A 3人世帯
50~60A 4~5人世帯
60A以上 オール電化の場合など

一般的な契約アンペア数の目安は上記の通りです。

これをベースに自分の生活に合った契約アンペア数を選択しましょう。

電気使用量(kWh)

次に確認するのは、1ヵ月でどれだけの電気を使用したのかを表す「電気使用量(kWh)」です。

こちらも検針票や電力会社のマイページで確認することができます。

電気料金は使った電気の量で単価が変わるプランが多いため、自分がどれだけの電気を使ったのかを把握しておくのは重要なポイントです。

サイサンが提供する「エネワンでんき」とSoftBankが提供する「おうちでんき」では以下の様に違います。

~120kWh 121~300kWh 301kWh~
エネワンでんき 19.88円 26.48円 26.91円
おうちでんき 19.68円 26.21円 30.26円

1ヶ月の電気使用量が300kWhの場合、おうちでんきが少しだけお得になります。

しかし、301 kWh以上使う場合、圧倒的にエネワンでんきが安いという結果に。

1人暮らしや2人暮らしの方の場合は、おうちでんきが、3人以上の家庭であればエネワンでんきがおすすめとなります。

電気使用量の目安は以下の通りなので、参考にしてみて下さい。

電気使用量の目安
1人暮らし 170~200kWh
2~3人家族 280~360kWh
4~5人家族 380~500kWh

季節によって電気使用量は変わる

電気使用量の確認をする際に注意しなければいけない点は、季節により電気使用量は変わってくるということです。

電気使用量は主に冷房を使う夏や、暖房を使う冬に多くなります。

そのため電気使用量が少ない時期で比較してしまうと、年間で考えた際に支払額が高くなってしまう可能性があります。

電気使用量をチェックする場合は直近1年間の電気使用量で比較することで、自分に最適な新電力を見つけることができるでしょう。

利用状況に応じて料金プランを選ぶ

現在の契約内容や使用量が分かれば、続いては料金プランを選択していきましょう。

料金プランは新電力により様々な名称がありますが、大きく分けると3種類に分けられます。

それぞれの状況に応じたプランを選んでいきましょう。

1.従量電灯プラン

電気料金プランでもっとも一般的なのが「従量電灯プラン」と言われるものです。

このプランは電気を使った分だけ払うプランとなっており、月々の最低料金が決まっている場合と、契約アンペア数に応じて基本料金が設定されている場合があります。

エネワンでんきの東京電力エリアの場合は以下の通りとなります。

エネワンでんき料金単価
(エネワンBプラン)



30A 825円
40A 1,100円
50A 1,375円




~120kWh 19.88円
121~300kWh 26.48円
121~300kWh 26.91円

このようにエネワンでんきの場合、契約アンペア数により基本料金が決まります。

そこへ、使用量に応じて3段階の電気料金単価が適用される形となります。

2.単価変動プラン

使用量ではなく、使用した時間帯で単価が変わる料金プランもあります。

主に夜間の電気料金が安く設定されており、夜に給湯器が稼働するオール電化のご家庭におすすめのプランです。

CDエナジーダイレクト料金単価
(スマートでんきBプラン)
1:00~6:00 17.78円
6:00~翌1:00 25.80円

時間帯の設定は新電力によって異なります。

夜の単価が安い新電力は、その分時間が短い傾向にあるためバランスを考えて選んでいきましょう。

3.定額制プラン

続いての料金プランは「定額制プラン」です。

このプランは「〇kWhまでは〇〇円」といったように利用料金が決まる料金プランとなります。

注意点は決められた使用量を超えた分は従量制となり加算される点です。

CDエナジーダイレクトの定額プラン
(ファミリーでんき)



30A 802.98円
40A 1,070.64円
50A 1,338.30円




300kWhまで 定額7,049.16円
300kWh以上
(1kWhにつき)
25.47円

上記の様に、CDエナジーダイレクトの定額制プランの場合、300kWhまでなら約7,050円の定額となります。

定額制のため電気使用量が少ない家庭にはおすすめできません。

しかし、<定額を超えて使用した電力料金は通常より安く設定されているため、家族の人数が多く電気使用量が多い家庭にはおすすめのプランとなります。

4.セットプラン

700社以上ある新電力会社の中には、電気以外の本業のサービスとのセットプランを出している会社もあります。

    電気以外のサービス例

  • ガス
  • スマホ、インターネット回線
  • ガソリンスタンド
  • クレジットカード

上記のようなサービスと電気をまとめて契約すればセット割引で料金が安くなるプランがあります。

しかし、注意点は「実はそれほどお得にならない場合もある」ということです。

セットの場合は契約や支払いが一括になるので便利ですが、別々で契約する方が安い場合もあるので注意が必要です。

生活スタイルに合った安い新電力を探す

ここまでで、新電力の基礎知識や、自分に合った新電力を選ぶためのポイントなどをご説明してきました。

次のステップは実際に自分の生活スタイルに合った新電力を探していきましょう。

しかし、新電力会社は現在700社以上もあり、料金プラン、キャンペーンなど各社様々で選ぶのは非常に大変です。

そのため、どの新電力を選べばいいか迷っている方も多いはず。

続いては総合的なおすすめの新電力と、生活スタイル別のおすすめ新電力をご紹介していくので、参考にしてみてください。

新電力おすすめ総合ランキング!

まずは、当サイトがおすすめする新電力総合ランキングをご紹介します。

地域により多少変わりますが、電気代が安くおすすめできる3社はこちらです。

それでは1社ずつ見ていきましょう。

CDエナジーダイレクト

出典:CDエナジーダイレクト公式サイト

CDエナジーダイレクトの詳細
基本料金 30A: 802.98円
40A:1,070.64円
50A:1,338.30円
電力量料金 ~120kWh  :19.78円
121~300kWh:25.47円
301kWh~  :26.38円
料金目安
(30A:200kWhの場合)
5,214円
プラン ベーシックでんき、スマートでんき
ファミリーでんき、シングルでんき
ゲームでんき、ポイントでんき
etc・・・
解約金 なし
(エンタメでんき、よしもとでんきのみあり)

\一人暮らしからファミリーまで!/
CDエナジーダイレクトのココが魅力!

・一人暮らしからファミリー向けまで豊富なプラン
・首都圏最安クラス
・ガスとセットで申し込むと更にお得に
・各種ポイントが毎月貯まる
・24時間受付でいつでも申し込める

「CDエナジーダイレクト」は、電気とガスを取り扱っており、どちらも大手電力会社やガス会社に比べお得になっており、セットで契約するとことで更に割引になります。

電気料金100円につき1ポイントが貯まり、貯まったポイントはTポイント、nanaco、dポイントなどへ交換が可能です。

一人暮らし向けのプランから、ファミリー向けやオール電化向けのプラン、他にも色々なプランが揃っています。

新電力で迷ったらまずは、CDエナジーダイレクトで検討すればきっとあなたに最適のプランが見つかります。

エネワンでんき

出典:エネワンでんき公式サイト

エネワンでんきの詳細
基本料金 30A: 825円
40A:1,100円
50A:1,375円
電力量料金 ~120kWh  :19.88円
121~300kWh:26.48円
301kWh~  :26.91円
料金目安
(30A:200kWhの場合)
5,541円
プラン エネワンAプラン
エネワンBプラン
エネワンCプラン
エネワン動力プラン
解約金 1年以内:3,300円

\ファミリー世帯は特におすすめ!/
エネワンでんきのココが魅力!

・契約者数28万件突破
・ガスやウォーターサーバーとのセット割りがある
・電気使用量が多いファミリー世帯は非常にお得
・毎月の支払いでPontaポイントが貯まる

エネワンでんきは株式会社サイサンが運営しており、契約者数は28万件を突破しました。

3段階目の電気料金が安く、電気使用量の多いファミリー世帯にはおすすめの新電力です。

ガスや天然水のウォーターワンのウォーターサーバーとのセット割りを活用することで更にお得にすることができます。

全国9ヶ所に太陽光発電所を建設しており、石油や天然ガスが急騰した場合でも急な値上げや倒産のリスクは低い安心な新電力と言えます。

東京ガス(TOKYO GAS)

出典:東京ガス公式サイト

東京ガスの詳細
基本料金 30A: 858円
40A:1,144円
50A:1,430円
電力量料金 ~120kWh  :19.78円
121~300kWh:25.29円
301kWh~  :27.36円
料金目安
(30A:200kWhの場合)
5,541円
プラン 基本プラン
ずっとも電気3
解約金 なし

\新電力業界トップクラス!/
東京ガスのココが魅力!

・新電力販売量No.1
クラシルの有料サービスが無料で使える
・基本料金が3ヶ月無料
・ガスとセットにすると割引あり
・東京ガスのポイントが貯まる
・切り替え工事不要

新電力で売上No.1の「東京ガス」の電気は電力量料金が東京電力より安く、確実に電気代を節約することができます。

楽天ポイントやTポイントなどに交換可能な東京ガスのポイントが1,000円に15ポイント貯まるのも大きな魅力です。

さらに、クラシルの有料サービスが無料で使えるうえ、電気とガスを東京ガスにすれば基本利用料が3ヶ月無料のためお得度は非常に高くなっています。

4.ONEでんき

出典:ONEでんき公式サイト

ONEでんきの詳細
基本料金 無料
電力量料金 1kWhあたり26.4円
(東京電力エリアの場合)
料金目安
(30A:200kWhの場合)
5,280円
プラン フリープラン
解約金 なし

\電気代は使った分だけ!/
ONEでんきのココが魅力!

・基本料金0円
・使用量で単価が変わらず料金が分かりやすい
・初期費用無料
・解約手数料無料
・手続きは最短5分で完了

「ONEでんき」は多くの新電力が様々な料金プランを展開する中で、「一番シンプルな電気」を目指して誕生した新電力です。

ONEでんきは基本料金0円という部分が一番の特徴。

契約アンペア数が高く、基本料金が高い家庭程お得度は高くなっていきます。

一人暮らしからファミリーまで幅広くおすすめできる新電力です。

5.おうちでんき

おうち電気出典:おうちでんき公式サイト

おうちでんきの詳細
基本料金 30A: 858円
40A:1,144円
50A:1,430円
電力量料金 ~120kWh  :19.68円
121~300kWh:26.21円
301kWh~  :30.26円
プラン おうちでんき
くらしでんき
自然でんき
解約金 1年未満:3,000円

\スマホとセットでさらにお得!/
おうちでんきのココが魅力!

・ソフトバンクユーザーなら1回線につき110円割引
・エリア限定で初月の電気代無料
・おうちのトラブルに無料駆けつけ

おうちでんきはソフトバンクの回線1件につき110円が割引されます。

10回線分まで割引が適用されるので、家族がソフトバンクなら割引額が大きくなりお得です。

さらに、おうちのトラブルに24時間対応してくれるサービスも無料で使うことができるので、いざという時にも安心です。

電気単価は東京電力より1%割引となっており、電気代は確実に安くなりますが、大きな割引きではないので注意が必要です。

一人暮らしにおすすめの新電力!

続いては生活スタイル別に、おすすめの新電力をご紹介していきます。

電気の使用量や生活環境によっておすすめの新電力は違ってくるので自分合った新電力を見つけていきましょう。

まずは一人暮らしに最適な新電力を見つけるポイントをご紹介します。

一人暮らしに最適な新電力を選ぶポイント

一人暮らしの方が新電力を選ぶ際は、以下のポイントを理解しておきましょう。

基本料金が安い新電力を選ぶ

一人暮らしの方は電気の使用量は比較的少なくなります。

そのため、電気単価が少し安くても基本料金が高いと、あまりお得にはならない場合があります。

一人暮らしの場合は、なるべく基本料金が安い新電力を選んだ方が電気料金を抑えることができます。

1段階目と2段階目の電気料金が安い新電力を選ぶ

電力量料金は下記の様に、3段階で料金単価が変わります。

  • 1段階目:0~120kWh
  • 2段階目:121~300kWh
  • 3段階目:301kWh~

一人暮らしでの平均的な電気使用量は170~200kWhが平均的と言われています。

そのため、いくら3段階目の料金が安くてもお得にはなりません。

一人暮らしの方が最適な新電力を選ぶためには、1段階目と2段階目の料金が安い新電力を選びましょう。

それでは、上記を踏まえて考えた一人暮らしにおすすめの新電力はこちらです。

ONEでんき:フリープラン

出典:ONEでんき公式サイト

ONEでんきは基本料金や解約金がすべて無料。

そのため電気使用量が少ない一人暮らしの方でもお得感が強い新電力です。

解約金は無料で、切り替えもWEBページから簡単に申し込み可能。

新電力を一度試してみたいという方でも気軽に申し込めるためおすすめです。

CDエナジーダイレクト:シングルでんき

出典:CDエナジーダイレクト公式サイト

2番目におすすめなのは「CDエナジーダイレクト」です。

一人暮らし向けプランの「シングルでんき」なら月額料金から更に毎月100円引きとなります。

150kWh程度の電気使用量なら業界最安水準なので、一人暮らしの方におすすめできる新電力と言えます。

ファミリーにおすすめの新電力!

続いてはファミリーにおすすめの新電力をご紹介します。

家族が多くなると電気使用量も増えるため、新電力に切り替えた場合のお得度は非常に高くなります。

しかし、反対に選び方を間違えてしまうとあまりお得ではなくなってしまうため、しっかりとポイントを抑え選んでいきましょう。

ファミリーに最適な新電力を選ぶポイント

ファミリーに最適な新電力を選ぶポイントは以下の3つです。

契約アンペア数は50Aか60Aを選ぶ

家族が増えると同時に使用する家電製品が増えます。

料金を安くするために契約アンペア数を下げてしまうと、ブレーカーが落ちやすくなり不便な状態になる可能性が。

そのため4人家族なら契約アンペア数は最低でも50Aにはしておき、60Aあれば安心と言えます。

基本料金が安い新電力を選ぶ

ファミリーの場合でも基本料金が安い新電力や、無料の新電力を選ぶことがポイントです。

ファミリーの場合は契約アンペア数が高くなるため、基本料金も比例して高くなります。

基本料金が無料の新電力を選べば、その分が節約できる形なるのでお得度は更に高くなるでしょう。

300kWh以上の電力量単価が安い新電力を選ぶ

一人暮らしの部分でもお伝えしましたが、電力量料金は3段階に分かれています。

一人暮らしの場合は1段階目と2段階目の料金が安い新電力がおすすめでしたが、ファミリーの場合は3段階目の料金が安い新電力を選びましょう。

4~5人家族の場合380~500kWh程度の電力使用量となるため、300kWh以上使用した分に適用される3段階目の料金が安い新電力を選ぶことが最適となります。

ONEでんき:フリープラン

出典:ONEでんき公式サイト

一人暮らしでもおすすめした「ONEでんき」はファミリー層にもおすすめの新電力です。

基本料金が無料で電力量料金が一定のため、電気の使用量が多くなるほど格安になっていきます。

さらに東京電力の場合、60Aで1,716円もする基本料金が無料のため、大きな節約に繋がります。

解約料金も無料のため、まだ新電力に切り替えていない家庭は一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

エネワンでんき:エネワンBプラン

出典:エネワンでんき公式サイト

サイサンのエネワンでんきは3段階目の料金が安く、電気使用量の多いファミリー層には非常におすすめの新電力です。

東京電力管内で600kWh使用した場合、エネワンでんきなら年間約14,000円もお得になります。

更にガスやウォーターサーバーとのセットプランもあり。

まとめて契約すると年間約18,500円もお得にすることができます。

オール電化におすすめの新電力!

先ほどはファミリー向けの新電力をご紹介しましたが、オール電化の家庭では選択肢が変わってきます。

オール電化ならではの特性を考えて選ばないと思わぬ失敗をしてしまうかもしれません。

オール電化に最適な新電力を選ぶポイント

オール電化の家庭では、以下のポイントを押さえて新電力を選びましょう。

単価変動プランなどのオール電化用プランがあるかを確認

オール電化の家庭で新電力を選ぶ場合は、オール電化用のプランがある新電力を選びましょう。

オール電化は夜間にエコキュートや蓄熱などを稼働させるため、夜間の電力使用量が多くなります。

そのため、夜間の電気料金が安く設定されている、オール電化用のプランを選択することで全体的な電気代を節約することができます。

HISでんき:ぜんぶでんきオール電化プラン

出典:HISでんき公式サイト

オール電化の家庭にはHISでんきHTBエナジーの「ぜんぶでんきオール電化プラン」がおすすめ。

午前1時から6時までの電気料金が安くなっているプランです。

東京電力EPのオール電化プラン「スマートライフプラン」相当の電気料金で、更に昼間料金が2%引きと更にお得になっています。

また、様々なトラブルに対応するあんしんサポート365が無料でついているのもお得ポイントです。

※あんしんサポート365の詳細はHTBエナジーのサイトでご確認下さい。

CDエナジーダイレクト:スマートでんき

CDエナジーダイレクト出典:CDエナジーダイレクト公式サイト

一人暮らし向けでもご紹介した「CDエナジーダイレクト」はオール電化向けのプランもあります。

午前1時から6時までの電気代が安く設定されているので、オール電化の家庭にピッタリ。

さらに電気料金100円につき1ポイント付与されるので、必ずお得になります。

新電力比較サイトおすすめ3選

ここまでで、おすすめ新電力の総合ランキングや、生活スタイル別のおすすめ新電力をご紹介してきました。

しかし、皆さんそれぞれお住まいの地域や家族構成、重視するポイントなどが異なるため当てはまらない場合もあったかもしれません。

そういった場合は、電気料金を比較シミュレーションできる総合比較サイトを活用するのもおすすめです。

この比較サイトで必要情報を入力するだけであなたに最適な新電力を見つけることができます。

エネチェンジ

出典:エネチェンジ公式サイト

\電気と一緒にガスも比較できる!/
エネチェンジのココが魅力!

・エネチェンジ限定の特別キャンペーンがある
・新電力の選び方が豊富
・無料でコンシェルジュが徹底サポート
・電気と一緒にガスもセットで契約可能

エネチェンジは、地域・世帯人数・在宅状況・現在の契約プラン・電気使用量の基本情報や、こだわり条件を入力することで、限りなく希望に近い電力会社を探すことができます。

\こだわり条件/

・人気や実績などの電力会社の特徴
・クレジットカードや口座振替など支払い条件
・違約金や特典などのプランの詳細
・Tポイントやポンタなどのポイント対応について

このようなこだわり条件を基に比較するのは専門家でも一苦労です。

しかし、エネチェンジを使えば自分に最適の新電力を簡単に探すことができます。

また探すだけではなく、電力会社の乗り換え作業なども代行してくれ、困ったときは無料でコンシェルジュが相談に乗ってくれるため非常に安心です。

新電力比較サイト

出典:新電力比較サイト公式サイト

\437社から比較できる!/
新電力比較サイトのココが魅力!

・437社、5148のプランから比較可能
・全国どこでもおすすめの新電力を比較できる
・地域限定のプランまで細かく比較できる

新電力比較サイトは新電力の掲載数No.1で数多くの新電力が掲載されています。

定期的に新しい新電力やプランが追加されているので、色々なプランから比較検討することができます。

スイッチBiz

出典:スイッチBiz公式サイト

\法人向けサービス/
スイッチBizのココが魅力!

・法人向けの料金比較サービス
・法人向け新電力掲載数No1
・オフィスだけでなく、店舗や工場、病院など色々な施設が対象

スイッチBizは法人向け新電力(高圧電力)の掲載数が、数ある比較サイトの中でNo1。

スイッチBizを利用して電気料金が安くなった法人は、なんと94%にも及びます。

色々な節電対策を行っている法人も多いと思いますが、電力会社の切り替えは初期費用0円で行える経費削減法です。

最大52.1%の削減に成功した事例もあるため、一度見直しだけでも行ってみてはいかがでしょうか。

新電力の切り替え手続き・申し込み方法

ここでは新電力の切り替え手続きに関してご説明していきます。

「切り替え手続きって色々と大変そう…」と思っている方も多いかもしれませんが、新電力への切り替えは非常にカンタンです。

検針票や、契約中の電力会社のマイページで下記情報を確認し、契約したい新電力の公式サイトから必要情報を入力するだけで完了です。

  • 契約者名義
  • お客様番号
  • 供給地点特定番号

新しい電力会社に申し込めば、現在契約している電力会社の解約手続きは不要です。

申し込みをすれば、自動で切り替わるのを待つだけなので非常にカンタン。

5分程度の作業で年間数万円も安くなる可能性があるため、新電力への切り替えはなるべく早く進めた方がお得です。

しかし、申し込んでから新電力への切り替えまで、約1ヵ月程度手続きに時間が必要なため注意が必要です。

\検針票がない、マイページが分からない場合/

検針票がなかったり、マイページが分からない方は、現在契約中の電力会社に電話やメールで問い合わせをすれば、必要情報を教えてもらうことが可能です。

電気会社の切り替えに関するよくある質問

新電力にすれば必ず安くなる?

現在大手電力会社と契約している方は、新電力に乗り換えることで電気料金が安くなる可能性が高いです。

まずは、現在の契約プランや電気使用量を確認し、比較サイトで比較してみましょう。

賃貸住宅でも新電力へ切り替えられる?

マンションなどの賃貸住宅でも新電力への切り替えは可能です。

ただし、お住いのマンションが1棟全体で電力会社と契約している場合、切り替えはできません。

電気料金の請求書が電力会社から届いていれば切り替え可能です。

新電力に切り替えるのに工事は必要?

基本的には工事不要で新電力へ切り替えることができます。

しかし、スマートメーターの設置が必要な場合は別途工事が必要になります。

\比較方法・電気料金を安くする選び方まとめ/

■まずは現在の契約内容や電気使用量を確認する
契約アンペア数や電気使用量を確認することで、自分に合った安い新電力を選びやすくなります。

■自分の状況に合った新電力を探す
電力会社の料金プランは3種類。一般家庭向けの従量電灯プラン、オール電化の家庭は夜間料金が安いプラン、電気使用量が多い場合は定額プランがおすすめ。