こんにちは、「趣味がくだらなすぎて人に言えない男」ことカメさんです。
皆さんにとって「生きがい」とはなんでしょうか?
「生きがい」というと大げさな感じがしてしまいますので
「趣味」や「やりたい事」など呼称についてはなんでも良いでしょう。
その内容は他人から見たらどんなにくだらないことでも構いません。
私はそれがその人間の本質で最も優先すべきことではないかと考えています。
社会人ならば仕事を優先するべきなのでは?と思うかもしれませんが
これはその考え方とも決して矛盾する事ではありません。
手段と目的という考え方で人生を捉えてみましょう。
人は「生きる」という目的の為に「衣食住を確保する」という手段が必要になります。
そして「衣食住を確保する」という目的の為には、多くの場合「お金を得る」必要があります。
そして「お金を得る」という目的の為には、殆どの人は「仕事をする」必要があります。
世の中の殆どの行動は目的であると同時に手段でもあったりします。
しかし、最終的に帰結する目的は「生きる」事ではないでしょうか?
そしてその殆どの行動と違い、唯一「生きる」事が手段になる目的、それが「生きがい」です。
「仕事が生きがいです。」という人は、とても良い人生を送っている状態です。
自分の頑張りが社会的地位の上昇や報酬といった目に見える形となって現れる仕事いうのものは
上手くいっている状態の場合とても楽しいし「生きがい」を感じるものだと思います。
ですが、それは上手く行っていれば、の話でそれが上手く行かなくなってしまったときに
自分を支えるものがない人間は仕事を頑張ることができなくなってしまいます。
自分にとって「これは生きがいと言えるか」という判断基準として分かりやすい方法があります。
それは「その行動をお金を払ってでもしたいか」ということです。
この点で見た場合、仕事は「生きがい」として考えることのできる人は多くないのではないでしょうか?
しかし、だからといって仕事がどうでもいいものである、ということではありません。
植物が根を張り花を咲かせるように、人も「仕事」という根を張り「生きがい」という花を咲かせているのです。
「生きがい」という目的がその人にとって大事なものであればあるほど
その最初の手段たる「仕事」もまた大事なものになってくるのではないでしょうか?
以上の理由から、人間は「生きがい」や「趣味」「やりたい事」を最も優先すべきなのかと、思ったり。