こんにちは!
関西支社の尾崎です。
さて、芸術について今日はお話します!
まず、芸術には2種類あります
代替芸術(代替芸術家)と
表現芸術(表現芸術家)です
代替芸術…誰かがつくったものを、自分という人間を媒介して表現するという芸術のこと
歌手、声楽家、演奏家、声優、俳優、ミュージカル女優、アナウンサー、ナレーターなど
表現芸術…ゼロから1を生み出すことで
自分を表現する芸術のこと
作詞家、作曲家、画家、彫刻家、作家、発明家など
多くの人は芸術をひとくくりに考えています。
ですが、代替芸術と表現芸術は
明らかに違う分野です!
歌手は、誰かが作った曲を
上手に歌うことで評価されます
「私はこういう歌詞に変えたいんだけど
メロディーを変えて歌いたいんだけど」
といって、勝手に変えることはありません
俳優も、基本的には
セリフを勝手に変えてはいけないと言われています。
誰かが書いた脚本をもとに演じるのが
俳優です。
アナウンサーも、ニュース原稿を
勝手に変えて読んでは勿論いけません。
何もないところから
何かを生み出していくのが、
表現芸術家です。
作曲家は、何もないところから
オリジナルの曲を生み出します
特に絶対音感(音を聴くだけで音階が分かる)よりも相対音感(伴奏に合わせた音階を付ける力)が必要だと僕は思ってます。
作家も、白紙の原稿に
自分の頭で考えた文章を書いていきますよね!
表現芸術家であるシェイクスピアが
ストーリーを作り
代替芸術家である役者が演じます
代替芸術は、表に出る職業なので
多くの人から認められます
テレビで歌を歌ったら
「すごいですね」と言われます
歌手になりたい、アナウンサーになりたい
女優になりたい、というのは
誰もが見てわかりやすいからです
ところが「作曲家になりたいんです」という幼稚園児は聞いたことがありません。
うちの娘も歌手にりたいと言います笑
当時松田聖子さんが歌を歌っているのを見て
「聖子ちゃんみたいになりたい」という人が大勢現れたそうですが、
99%の人は
松田聖子という代替芸術家に目が奪われます
99人が「松田聖子みたいになりたい」と思っているなかで松田聖子に楽曲提供をしたいと考える人だけが表現芸術家になれるのです
多くの人が見ている前で活躍するのが
代替芸術家
誰も見ていないところで頑張っているのが
表現芸術家です
代替芸術家の世界は
誰かと常に競争する必要があります!
野球選手は
ほかの選手よりも一厘でも打率が高ければ
首位打者になれますよね!
「ナンバーワン」になると評価されるのが
代替芸術家です
一方、「オンリーワン」でいることで
評価されるのが、表現芸術家です
ピカソの絵って
誰が見ても「ピカソの絵だ」とわかります。
ピカソは、誰とも競争していません。
ただ、自分と戦っているだけです
レッドオーシャン
ブルーオーシャンという言い方があります
レッドオーシャンは、赤い海
血で血を争う市場のことを言います。
競争過多で、参入する人が多い世界です。
ブルーオーシャンは、青い海
競争相手がいない市場のことです。
表現芸術家になるということは
あなただけのブルーオーシャンを手に入れるということなのです
「ナンバーワンになるんだ」
と頑張るのではなくて
自分で勝手にジャンルを作って
そこでトップに立てば
それだけでオンリーワンになれます。
イケメンに顔だけで勝負しても、勝てませんから!笑
ですが、自身が勝っているところ、良きところを最大限生かして勝負すれば、絶対に勝てます。
会社は組織ですから個人の短所は、個人の長所でフォローして、互いの長所同士(うちで言えば営業力)をいかに収束させて厚い壁をも一気に突破するか?
ビジネスで成功する為には
「誰もいない空き地を見つけて
自分の旗を立ててしまうこと」だと思います。
うちはベンチャーですから誰も出来ない事=空き地を見つけるに等しいと思っているので、それをいかにやるか?それだけですね!
差し込んで、中から拡張していくスタイルを貫きます^ ^