こんにちは、「休みの日はベッドから出ない男」こと
北海道支社のカメさんです。
皆さんは「怠惰(怠けの類義語)」という言葉に対してどのような印象を持ちますか?
恐らくほとんどの方は悪い印象を持っているのではないでしょうか。
もちろん基本的にはその通りなのですが、私はこれは人間にとって必要な要素だと思っています。
まずは「怠惰」の対義語になる「勤勉」という言葉。
この世の中の人が皆「勤勉」であったとしたら果たして世界はどうなっていたでしょうか?
「勤勉」な人々はどのようなことも真面目に取り組み苦労を厭いません。
太古において狩猟や採取を行っていた時代。
「勤勉」な人々は危険を伴う狩猟や時間が掛かる採取を苦と思いません。
そうなると、「食料の保存」や「農耕」の概念は果たして生まれていたでしょうか?
皆が桶と洗濯板を使って洗濯をしていた時代。
「洗濯って大変で面倒だな」と考える人がいなかったとしたら
果たして洗濯機は発明されていたでしょうか?
このふたつの例はかなり極端ではありますが文明の進化とは
「より楽に、より効率的に作業をしたい」という発想から生まれるものではないでしょうか?
その発想の根源にあるものが「怠惰」ではないかと、私は考えます。
とはいっても皆が「怠惰」に染まってしまうと「洗濯って大変で面倒だな」となった時に
「じゃあやらないでいいや」になってしまうので気を付けていかないといけませんね